札幌の街に帰ってきました

円山公園 札幌

人生二度目の北海道なのに、帰ってきた感がある。それは、おかえりと言ってくれる人がたくさんいるからだ。

関西空港から新千歳空港へ。前回同様、離陸の瞬間は極度の興奮状態になる。「何十回と乗っているので、別に興味無い感じ」の人を演じようとしたが、やはり離陸の瞬間は笑顔がこぼれた。今回は隣の乗客に見られないように、両手で顔を覆う等して、細心の注意を払う。

18℃の京都から、5℃の札幌へ。駅から出てすぐにダッフルコートを着込む。秋の札幌、やはり寒い。でも好きな寒さだなあと思う。鼻の奥を通り抜ける風 が、透き通っていて気持ちいい。sleepy.ab成山さんとすぐに合流してスープカレーをキメる。いろんな話をして、その後は日本酒が飲める喫茶店のようなジャズバーへ。

成山さん

成山さんは「宵」という歌とお酒のイベントをやっている。札幌初の弾き語り独演会で、宵ソムリエとして参加してもらえることになり、大量のお酒をセレクトしてくれた。本当に感謝だ。そして成山さん、お酒の知識が凄まじい。

STUDIO DANGO

studio dangoにて、弾き語り独演会・第九夜。人生初めての生音ライブ。7月の「宵」で飛び入りライブをさせてもらったときに、生音の響きがとても気持ちよくて、いつか自分も生音ライブをするときは、この場所でやりたい、と決めていた。

三浦コウジ

マイクやアンプを使って、音を増幅させない分、いつもより大きい声を出さないと聴こえないかも、と声が枯れてしまうことも覚悟していたけど、意外とからだに無駄な力が入らない。むしろ5時間くらいいけそうな感じだった。とても気持ち良くて、ずっと最後まで、自然に楽に歌えた。耳を澄ませて聴いてくれた皆さんありがとう。今回で虜になってしまったので、またすぐにでもしたいな。

成山さん宵

“宵ソムリエ”の成山さんも飛び入りで歌ってくれた。そのときは僕が”ニセソムリエ”として活躍した。(ホット烏龍茶のオーダーが入ったので、温めたりした)

3日間、宿泊したstudio dangoのこと、翌日のムジカホールカフェのこと、札幌の地下鉄を完璧に乗りこなしたこと、西28丁目のミスタードーナツが、理想的なミスタードーナツの佇まいをしていて最高だったこと、雪虫をつかまえたこと etc…、まだまだ書きたいことがたくさんある。ただこの時点で1100文字を超えてしまったので、できればまた追記していきたい。今回の札幌滞在も、本当にいいことしかなかった。来年もたくさん会いに行きたい。また再会できる日を楽しみに、新しい音源制作をがんばろう。